■診療時間 | 午前9時~12時 (受付は11時30分まで) 午後2時30分~5時30分 (受付は5時まで) |
---|---|
■休診日 | 水曜日、日曜日、祝祭日 |
当科は診療開始からすでに20年以上が経過しました。このホームページの意図は私の医師としてのスタンスを皆さんに知っていただく事です。
診療方針の基本として、まず患者さんの訴えを良く聞き、検査投薬を最小限に抑え、慢性疾患は別として、無用な長期期間の通院をさけること。しかし必要な検査などはキチンと実行し、正確な診断をもとに早く治癒することを効率的に考える。しかし、当科の診療能力に余るケースは、しかるべき専門科に紹介をして、そこで診ていただく。
もうひとつ、私のモットーは重大な病気の予兆をいち早く捉え、その予防に最大限の力を注ぐ事です。そのことでみなさんが疾患をうまくコントロールして、平穏に天寿を全うできる、それが理想と考えます。
しかし、現代の社会は、現在ようやく働き方対策が検討されているとは言え、生産性や実績だけが重視され、ある意味で健康には良くない事を強いる社会です。
『診断なくして治療なし』といわれます。ありきたりかもしれませんが、的確な検査診察と診断に基づいて、スタンダードな治療を行うということです。診断に至るまでの検査を効率よく行うことを心がけ、検査治療ともに、最小限を心掛けております。
外部委託の検査については、信頼性は重大です。当科では信頼性が第一と考えていますので、BMLという検査会社に全面委託しています。
松戸市の検診もすべてBMLでなされているものです。松戸市ではMMLとなっておりますが実質はBMLです。
画像検査は検査直後に判明します。検体検査(血液、尿など)については、たいていは翌日までに判明します。データはなるべく分かり易くご説明のうえ患者さんに直接差し上げております。治療方針については、患者さんとの話し合いを重視し、その後の投薬や検査が最小となるよう、しかも、患者さんごとに異なるライフスタイル(職業、労働時間帯、食事時間など)を考慮し、最大の治療効果が得られるようにキメ細かい工夫をしています。
在宅医療は、住み慣れた自分の家で療養したいと考える方々には適しています。
しかし、病院での治療をそのまま踏襲できるわけではありません。元来これは政府の方針です。患者さんやその家族のかたのことを考えたわけではありません。私はむやみに在宅医療にすることに懐疑的ですが、反対に病院よりも在宅で療養した方が良いケースが少なくないことも事実です。
ただ、在宅というのは、どうしても医療の迅速さ精度や質などから見ると、病院に較べて劣る部分があります。しかし、その代わりに病院では得られない大きな物があります。
最近生命の尊厳や生活の質ということが重要視され、最先端の医療をすれば人間が幸せになるというものでもない、ということを理解される方々が増えています。私はそのような考えをお持ちの患者さんで、通院治療が難しくなった患者さんの訪問診療をしております。